明治三年(1870年)、初めて竹岡の一滴が生まれました。
文明開化のもと、醤油は庶民の生活必需品として消費量もどんどん増える中、竹岡醤油もその一つとして手作り製法で現在の基を築いていきます。
この時から149年、6代に渡りこの醤油を引き継いでいくことになります。
京都・亀岡はいわずとしれた丹波地方として昔から食材の宝庫として有名なエリア。山間に囲まれたこの地は寒暖差が激しく、また、愛宕山の清らかな名水と共に特別な食材が育つ特別な場所です。
竹岡の醤油もまた同じく、この特別な場所で生まれた純国産本格醸造醤油なのです。
今では全国的にも数少なくなった寒仕込長期天然醸造醤油の蔵元として現在に至っています。
丹波地方の寒暖差を活かした製法が、寒仕込天然二年醸造方式(古式醸造方式)です。
自然発酵による自然がつくりだす無添加の希少な醤油。二年間丹精込めて醸造。ゆっくりゆっくりと醤油の旨みを増していきます。
特別な場所の大自然と、受け継がれた伝統技術が作り出す竹岡醤油の一滴は、ここでしか出来ない逸品となるのです。
竹岡醤油は、すべての商品に対して塩分を極限まで下げ、健康にいい醤油づくりに取り組んでいます。
ただ低塩するのではなく、味もしっかりとした美味しさを保った醤油づくり。明治三年から今日まで引き継がれてきた醤油づくりの技術はもちろん、体に優しく美味しい醤油づくりへのこだわりと強い想いで、味を守り続けています。
竹岡醤油は京都府中小企業「知恵の経営」実践モデル企業として認証もいただきました。誇りに思いながら、今もこれからも大切にしていかなければなりません。
近代化の進む今だからこそ、この古代式な醤油づくりを大切にします。無添加の自然に委ねた製法は今後益々希少な存在となっていくからこそ、私たちが守り、引き継いでいく伝統文化です。
竹岡ブランドとは「いいものとは過去も現在も未来もいいもの」そんなシンプルな考え方のことなのかもしれません。
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